子宮頸がんを治療中の方も入れる海外旅行保険と、海外渡航へのアドバイス
子宮頸がんをお持ちの方へ海外留学保険を手配したケースをご紹介します。
今回のご相談者様は海外への長期渡航を計画されていましたが、子宮頸がんの治療歴があることから、海外旅行保険への加入ができないのではないかと不安に思われていたそうです。
実際に、持病のある方は海外旅行保険を含めた保険への加入を断られてしまうことがあります。
今回の事例では、ご相談者様から現在の体調や治療状況などを詳しくお聞きした上で、弊社が提携している保険会社へ確認を行いました。
子宮頸がんの治療継続中でも加入できるプランが見つかり、無事に保険加入してもらうことができました。
海外旅行保険のご加入にあたって、海外渡航の日数によってプランや加入方法が異なってきます。
海外渡航期間が31日内の場合
がん(子宮頸がん含む)のような持病のある方におすすめなのが、AIG損保の海外旅行保険です。
AIG損保の海外旅行保険であれば持病があっても加入することができ、しかも31日以内の渡航であれば持病も含めて補償されます。
(ただし、最初から海外病院での治療を目的とした渡航の場合は補償されません。)
AIG損保の海外旅行保険の詳細については以下ページをご確認ください。
持病も補償されるAIG損保の海外旅行保険
海外渡航期間が32日以上の場合
渡航期間が32日以上となる場合、持病が補償対象外となるなどの条件が付くものの、海外旅行保険への加入ができる可能性があります。
弊社でも子宮頸がんをはじめとした、がん患者の方へ海外旅行保険を複数手配してきました。
実際に加入できるかは現在の健康状況によりますので、以下のページより弊社までお気軽にお問い合わせください。
子宮頸がんをお持ちの方の海外旅行保険のご相談はこちら
海外に行くにあたっての注意事項
渡航前には必ずかかりつけ医に相談を
海外への渡航前には、現在の健康状態をチェックと渡航可否をかかりつけ医に確認しておくことが大切です。
渡航可能と判断された場合は、渡航先で体調が悪化した時の対応方法や、滞在中に注意すべきことなども医師に相談しておくといいでしょう。
一方で、体調や治療状況によっては、渡航の延期などの判断も大切です。
薬も十分に持って行きましょう
定期的に薬を服用している場合には、滞在期間中の薬をしっかりと確保しておくことが重要です。
特に留学やワーキングホリデー、海外駐在などは渡航期間が長くなるため、滞在中に現地で処方してもらう必要があるかもしれません。
渡航前にかかりつけ医で英文の診断書や薬の処方量がわかる薬剤証明書を発行してもらいましょう。
観光や出張など短期渡航の場合でも、現地での紛失や盗難、飛行機や空港のトラブルで渡航日数が増える可能性もあるため、余裕をもって多めに持っていくことが大切です。
さらに、飛行機に搭乗する際に預けた荷物が紛失してしまうリスクに備え、手荷物を含めた複数の荷物に小分けにして運ぶなど工夫しましょう。
海外旅行保険、ワーキングホリデー保険に加入しましょう
海外で病院に行くと、医療費が高額になりがちです。
特に留学やワーキングホリデーで長期間の滞在となる時は、保険への加入が重要です。
持病がある人は、手続きに時間がかかったり、保険付保証明書の入手など、場合によっては郵送でのやりとりが必要になったりすることもあるため、早めに準備しておきましょう。
海外療養費制度の利用も検討しましょう
持病に対する治療や薬の処方など、海外留学保険の補償対象外となる場合、加入している健康保険(国民健康保険や会社で加入している健康保険協会など)の海外療養費制度の利用も検討しましょう。
海外療養費制度を利用する時は、現地の病院で書類を書いてもらう必要があるため、念のため渡航前に必要書類を印刷して持って行くといいでしょう。
ただし、支払った金額がそのまま認められるわけではないため、申請に必要な書類が多く手続きが煩雑になる一方で、還付金が思ったより少ないということもあるので頼り過ぎは禁物です。