弊社にて海外旅行保険に加入いただいたお客様（20代女性）が、ヨーロッパ留学中に目の感染症を発症され、治療費用・通訳費用・交通費（合計33万円）を保険金としてお支払いしました。

お客様は2025年9月からヨーロッパ留学を開始され、渡航から約1か月後の10月
30日に目の腫れや痛み、目やにの症状が出始めていたのです。

翌日に現地の病院を受診したところ、麦粒腫（ものもらい）と細菌性感染症との診断を受け、抗生物質の塗り薬を処方されました。
しかし11月3日になっても目の腫れが悪化したため再診を希望。

診察の結果、専門医への紹介状が出され、翌日11月4日に通訳と一緒に専門病院の眼科を受診することになります。
専門病院では、まぶたにできた麦粒腫の腫れ部分を切開して膿を出す処置を受け、塗り薬と点眼薬を処方されました。

治療費用、通訳費用、交通費を合わせて合計33万円がかかりましたが、海外旅行保険の治療費用補償にて全額が保険金としてお支払いされました。

海外では通院だけでも高額な医療費がかかる

海外の医療費は日本と比べて高額です。
今回のように入院を伴わない通院のみの治療でも、数十万円の医療費がかかることは珍しくありません。

海外では気候や空気、水質、食べ物などが日本と異なるため、渡航して間もなく体調を崩される方が多くいらっしゃいます。
今回のお客様も、留学開始からわずか1か月ほどで体調不良を起こされました。

もし海外旅行保険に加入していなかった場合、高額な治療費を全額自己負担しなければなりません。
最悪の場合、治療費を惜しんで治療を我慢してしまい、症状がさらに悪化して留学自体を諦めなくてはならない事態も起こりえます。

中長期の海外渡航こそ海外旅行保険が重要

留学やワーキングホリデーなど、中長期で海外に滞在する場合は、滞在期間が長いぶん体調を崩すリスクも高まります。
海外旅行保険に加入していれば、提携先の病院を利用することで支払いを保険会社が直接行ってくれるため、安心して治療に専念できます。

これがキャッシュレス治療の大きなメリットです。
保険会社に連絡すれば、現地の医療機関とのやりとりを代行してくれ、支払いの代行や保証を行ってくれるのでスムーズに治療が受けられます。

また、今回のお客様のように現地の言葉が分からない場合でも、通訳費用が補償される保険であれば、専門病院への受診も安心です。
中長期の海外渡航を予定されている方ほど、ご自身に合った最適な海外旅行保険に加入しておくことが大切です。