不安障害・ADHDをお持ちの方も入れる海外旅行保険と、海外渡航へのアドバイス
不安障害・ADHDをお持ちの方へワーキングホリデー保険を手配したケースをご紹介します。
ADHDは発達障害のひとつで、二次障害として不安障害を起こすことがあります。
治療には心療内科や精神科において診察、認知行動療法などの精神療法のほか、薬物治療が用いられることもめずらしくありません。
しかし、持病の治療を受けていたり、薬を飲んでいたりすると、海外旅行保険は加入が難しくなってしまいます。
今回のご相談者様も、ADHDと不安障害をお持ちで、定期的な心療内科での診察や処方された薬を服用されていることから、加入できる保険が見つからず困っておられました。
弊社では持病がある方にも海外旅行保険を多く手配してきました。
今回も同様にご相談者様から詳しく状況をお伺いし、持病があっても加入できるプランをご案内することができ、無事に海外旅行保険にご加入いただくことができました。
ADHDのような持病をお持ちの方の場合、旅行日数によって加入できる加入プランや加入方法が異なってきます。
海外渡航期間が31日内の場合
持病のある方におすすめなのが、AIG損保の海外旅行保険です。
AIG損保の海外旅行保険であれば持病があっても加入することができ、しかも31日以内の渡航であれば持病も含めて補償されます。
（ただし、最初から海外病院での治療を目的とした渡航の場合は補償されません。）
AIG損保の海外旅行保険の詳細については以下ページをご確認ください。
持病も補償されるAIG損保の海外旅行保険
32日以上の海外渡航の場合
渡航期間が32日以上となる場合、持病が補償対象外となるなどの条件が付きますが、海外旅行保険への加入ができる可能性があります。
弊社でも不安障害・ADHDをお持ちの方へ海外旅行保険を手配したことが何度もございます。
加入できる保険会社があるかは現在のご健康状況などによりますので、以下のページより弊社までお気軽にお問い合わせください。
海外旅行保険のご相談フォーム
海外に行くにあたっての注意事項
持病のある人が海外に行く場合、次のようなことに注意が必要です。
渡航前には必ずかかりつけ医に相談しましょう
海外への渡航前には、現在の健康状態をチェックして、渡航可否をかかりつけ医に確認しておくことが大切です。
体調や治療状況によっては、日程を変更するなどの判断が必要になることもあります。
特に不安障害をはじめとする精神疾患で、心療内科や精神科に通院している人は、海外旅行が可能かどうかだけでなく、渡航中に症状が悪化してしまった場合の対処法なども確認しておくといいでしょう。
薬の持ち込みに注意しましょう
渡航先の国によっては、薬の持ち込みに制限がかかったり、持ち込める場合でも医師の診断書が必要になったりすることがあります。
処方されている薬と現地の情報を事前に確認し、必要に応じて薬の情報が記載された医師の診断書を取得し、念のため飛行機搭乗の際も手持ちしておきましょう。
特にワーキングホリデーや留学は渡航期間が長くなるため、滞在中に現地で処方してもらうためにも英文の診断書の取得は重要です。
海外旅行保険への加入が大切です
慣れない海外の環境ではどんなトラブルに遭遇するかわかりません。
特に海外留学やワーキングホリデーなで長期間の滞在となる時など、さまざまなトラブルに備えて海外旅行保険に加入しておくことが重要です。
持病がある人は、手続きに時間がかかる可能性があるほか、保険付保証明書の入手など、場合によっては郵送でのやりとりが発生することもあるため、早めに準備しておきましょう。
海外療養費制度の利用も検討しましょう
加入している健康保険（国民健康保険や会社で加入している健康保険協会など）の海外療養費制度の利用も検討しましょう。
海外療養費制度を利用するためには、現地の病院で書類を書いてもらう必要がありますので、念のため渡航前に必要書類を印刷して持って行くといいでしょう。
ただし、現地で支払った全額が還付されるわけではないため、申請に必要な書類が多く手続きが煩雑になる一方で、還付金が思ったより少なかった実例もありますので、過度の頼り過ぎは禁物です。
