白内障の方も入れる海外旅行保険と、海外渡航へのアドバイス
白内障をお持ちの方へ海外旅行保険を手配したケースをご紹介します
白内障というと加齢によって発症するイメージが強いかもしれませんが、アレルギーやアトピー性皮膚炎などの疾病を原因として、20~30代でも若年性白内障を発症することがあります。
今回のご相談者様は20代で海外渡航を計画中でしたが、直近で白内障の治療を受けられていたそうです。
一般的に、持病の治療を続けている人や、最近まで診察や治療を受けていた人は、海外旅行保険への加入を断られてしまうことがあります。
ご相談者様も日頃から治療を受けていたことから、保険に加入できるかどうかわからないと不安な中、弊社へご連絡いただきました。
実は、今回のご相談者様のように、20~30代で持病のある方はめずらしくありません。
白内障をお持ちの方の場合、旅行日数によって加入できる加入プランや加入方法が異なってきます。
海外渡航期間が31日内の場合
白内障のような持病のある方におすすめなのが、AIG損保の海外旅行保険です。
AIG損保の海外旅行保険であれば持病があっても加入することができ、しかも31日以内の渡航であれば持病も含めて補償されます。
(ただし、最初から海外病院での治療を目的とした渡航の場合は補償されません。)
AIG損保の海外旅行保険の詳細については以下ページをご確認ください。
持病も補償されるAIG損保の海外旅行保険
海外渡航期間が32日以上の場合
渡航期間が32日以上となる場合、持病が補償対象外となるなどの条件が付くものの、海外旅行保険への加入ができる可能性があります。
弊社でも白内障をはじめ、持病を持つ方へ多く保険を手配してきました。
実際に加入できるかは現在の健康状況によるため、以下のページより弊社までお気軽にお問い合わせください。
白内障をお持ちの方の海外旅行保険のご相談はこちら
海外に行くにあたっての注意事項
白内障のような持病のある人が海外に行く場合、次のようなことに注意が必要です。
渡航前には必ずかかりつけ医に相談しましょう
海外への渡航前には、現在の健康状態をチェックして、渡航可否をかかりつけ医に確認しておくことが大切です。
薬は十分に用意しましょう
治療用の目薬など薬を処方されている場合は、渡航期間に十分な量を確保しておきましょう。
目薬の場合は紛失するリスクに備えて、短期間の渡航であっても、手荷物に1本と預入荷物にも予備を入れておくなど、複数持って行くと安心です。
ワーキングホリデーや留学で渡航期間が長くなる時は、滞在中に現地で処方してもらうために、渡航前に英文での診断書や薬の処方量がわかる薬剤証明書を取得しておきましょう。
海外旅行保険に加入しましょう
海外で病院にかかると、日本国内のように健康保険が使えないことから医療費が高額になりがちです。
留学やワーキングホリデーなど長期の渡航はもちろんのこと、観光など短期渡航であっても保険へ加入しておくことが大切です。
持病のある人は手続きに時間がかかることがあります。
保険付保証明書の入手など、場合によっては郵送でのやりとりが必要になったりすることもあるため、早めに保険加入手続きを済ませておきましょう。
海外療養費制度の利用も検討を
持病の治療など、海外旅行保険の補償対象外となる場合、加入している健康保険(国民健康保険や会社で加入している健康保険協会など)の海外療養費制度の利用も検討しましょう。
海外療養費制度を利用する時は、現地の病院で書類を書いてもらう必要があるため、念のため渡航前に必要書類を印刷して持って行くといいでしょう。
ただし、支払った金額がそのまま認められるわけではなく、申請に必要な書類が多く手続きが煩雑になる一方で、還付金が思ったより少ないということも考えられるため、過度な期待は危険です。