妊娠中は体調が不安定ですから出来れば安静にしていたいところです。 しかし、赤ちゃんを授かってからの新婚旅行や海外旅行、海外挙式など、 お腹の赤ちゃんと一緒に海外渡航をせざるを得ないケースもあり、その際には海外旅行保険選びも重要となります。
- ポイント1
- AIG損保なら妊娠初期の異常による症状も補償!
海外旅行保険では、妊娠を起因とする治療や出産に関しては補償の対象外となるのが一般的ですが、
AIG損保の海外旅行保険では妊娠初期(妊娠22週未満)であれば妊娠に関する異常(子宮外妊娠など)を原因とした治療も保障されます。
※ただし、旅行期間が31日までに限ります。
通常の疾病治療と同じ扱いで保険金が支払われますので、海外への渡航を予定されている妊婦さんはAIG損保の海外旅行保険をぜひご検討ください。
- ポイント2
- 24時間日本語対応。充実のサポート!
AIG損保のアシスタンスセンターは24時間365日日本語で対応していますので、旅行先でのもしものトラブル時でもお客様をサポートします!
他にもキャッシュレス治療や、現地病院の紹介・手配、電話による医療通訳サービスなども無料で提供しており、妊娠中の旅行での心配も解消してくれます。
- ポイント3
- 世界55万ヶ所以上の医療機関と提携
キャッシュレスの提携をしている病院の数は、保険会社によって異なります。
提携していない病院だとスムーズに治療を受けられないこともあります。
AIG損保ではアメリカを中心に世界55万ヶ所以上の医療機関と提携しており、そのネットワークはまさに”世界規模”。
いざという時も安心してご利用いただけます。
海外旅行保険に強みのあるAIG損保だからこそ!
毎年たくさんの妊婦さんにご加入いただけている実績があります!
海外(ロンドン)の病院で助産婦として勤務されていたまゆ子さんに「妊娠期間中の海外旅行で気をつけること」を教えていただきました。
海外現地で働いていた彼女だからこそ分かる注意点や、妊婦さんの診察経験などを聞きましたので、これから海外渡航される方はご参考とされてください。
<筆者プロフィール>
ヒルまゆ子(写真中央/ロンドンにて)
東京、ロンドンにて看護師・助産師として国立病院で勤務。国際結婚をした後、現在はオーストラリアにてソフロロジー分娩法の研究をしています。
■ 助産婦の仕事をして知った、妊婦さんの海外旅行の注意点
こんにちは。オーストラリア在住、助産師のヒルまゆこです。
今日は、妊婦さんが海外旅行をする際に是非気をつけて頂きたいこと、保険加入の重要性などを、海外で医療業務に携わった経験から書いてみたいと思います。
昨今、妊娠中でも海外へ出かける女性が増えました。気軽に海外へ行ける時代になったこともありますし、
国際結婚も劇的に増加していますから、妊娠中であっても夫の祖国を訪ねなくてはならない事情のある方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、少しでも不安を解消するためにできる限りの準備をして臨みたいものです。
また、必要な知識を身につけておくことで、いたずらに不安をあおられることなく、楽しい旅行にできると良いですね。
■ 海外で医療機関にかかる場合に心得ておきたいこと
海外と言っても、もちろん国によって医療システムも治療費も様々です。
ただ確実に言えるのは、日本と比べると医療システムは複雑で分かりにくく、治療費は格段に高額だということです。
例えば、妊娠中期に急な出血があった場合を例にとってみましょう。
日本では、まずかかりつけの産婦人科を受診します。もしくは出血が多量であったり腹痛を伴っていたりする場合は、救急車を呼んで救急病院に運ばれることもあるかもしれません。
いずれのケースでもその病院ですぐにエコー検査が行われ、必要であれば入院して点滴などの処置が行われます。
健康保険が適用になりますから、入院したとしても法外な金額になることはありません。
これが海外の場合ですと、まず病院探しから始めなければなりません。
ほとんどの国では病院の数が日本に比べて少なく、救急外来では数時間待つことも珍しくありません。
救急車を呼ぶこともできますが、日本のように無料ではないので注意が必要です。
やっと診察を受けられても、その場でエコー検査が受けられるわけではありません。
日本と違って外来にエコーの機械があることは珍しく、多くの場合は更に数時間待ってやっとエコー検査を受けることができます。
医師によって緊急性がないと判断されれば、数日後にまた改めて別の場所で検査を受けるように言われる場合もあります。
海外では医療の分業化が進んでいるため、エコーやレントゲンなどは病院ではなく検査専門の施設で行われるのが一般的です。
一つの検査が終了するまでに何日もかかる場合も決して珍しくありません。
また万が一入院が必要になったとすると、保険に加入している患者としていない患者では待遇がかなり違ってきます。
例えば入院病棟から別になっていて、保険適用患者は個室、保険がない患者は大部屋になります。治療の優先順位も保険の有無に左右されることもあります。
これらの治療をすべて保険無しで受ける場合、私が住むオーストラリアの例をとってみると、
・救急車利用が10万円
・医師の診察料金が2万円
・エコー検査が一回2万円
・点滴治療が一回につき1万円
・入院した場合は一泊5万円
など、積み重なるとかなり高額な料金がかかります。
■ 海外渡航前に必ずやっておきたいこと
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1.妊娠をカバーする保険に加入する。できれば有名な保険会社が望ましい。
これまで述べたように海外では高額な医療費がかかるため、妊娠に伴う症状をカバーする保険は必須と言えます。
また病院側の事情として、キャッシュレス治療を行うにあたって実績のある保険会社のほうが受けやすいという背景もあります。
有名な保険会社だと医療費支払いが確実に受けられるので病院・クリニックも安心して治療に専念できるからです。そういう意味でも世界的に実績のあるAIG損害保険会社であれば安心できる保険会社といえます(実際に私もAIG損保に加入された患者様を何度も対応させてもらいました)。
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2.かかりつけの医師に英語の診断書を用意してもらう
妊娠経過に異常がある場合はもちろんのこと、たとえまったく異常がなかったとしても、これまでの経過をサマリーとして英語で記載してもらいましょう。
例えば血圧値、尿タンパクの有無、胎盤の位置、胎児の推定体重など、緊急の場合にはこれらの情報がとても役に立ちます。 -
3.滞在先の病院の名前、位置、電話番号を確認しておく
インターネットが発達した現在では、日本国内からでも海外の病院に関する情報を容易に手に入れることができるようになりました。 いざという時に困らないように事前に情報収集をしておきましょう。
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4.滞在先に日系のクリニックがあるかどうか調べておく
英語に自信がない方は日系のクリニックにお世話になるのが一番安心です。
大きな都市には大体ありますし、クリニックによっては産婦人科医が常駐していてエコー検査もその場で受けられるところもあります。
また現地の病院に行かなくてはならない場合でも、日系クリニックが通訳を用意してくれる場合もありますし、その場合は保険でカバーされますから安心です。
■ 実際に日本人妊婦さんの診察をしたケース
ロンドンの日系クリニックで勤務していた際に、妊娠初期で出血を訴えて来院された女性がいました。
クリニックでエコー検査を行ったところ、子宮外妊娠の可能性が高いことが分かりました。これは、放置しておくと卵管が破裂して多量の出血を伴うこともある怖い病気です。
すぐに現地の救急病院へかかる必要がありましたが、彼女は英語がほとんど話せませんでした。幸いにも妊娠をカバーする保険に加入されていたので、私が日本語通訳として付き添うことになりました。
医師が作成した英語の診断書を持参していたため、あまり待たされることなく診察を受けることができました。
診察の結果、今すぐに破裂などの命の危険性はなさそうとのことで一泊入院して、翌日には再度エコー検査と内視鏡手術が行われ、同日夕方に退院となりました。
彼女が保険に加入していたのは不幸中の幸いでした。
もしも保険に入っていなかったら、おそらくクリニックへの受診もスムーズには進まず、ロンドン滞在中や帰りの機内などで取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
■ 確実な準備を済ませて海外旅行に!
私個人としては、妊娠しているからといって海外旅行を諦めることはないと思っています。
どこにいようとリスクは変わらないのですから、リラックスしたり楽しいことをして過ごした方が母体にも良いという考え方もあります。
ただ万が一に備えて万全な準備をすることはとても大切です。保険の手配もその大切な1つです。
あまり神経質にはならず、しっかり準備をして楽しい時間を送られてください。
海外旅行保険に強みのあるAIG損保だからこそ!
毎年たくさんの妊婦さんにご加入いただけている実績があります!